こんにちは。カウンセラーのSAKIです。
今日は「自分を変えたい」という方に必見の内容となっています。
カウンセリングをしていて、「自分を変えたいんです」と話す方が少なくありません。
夫にイライラしてしまう自分、人にうまく伝えられない自分、そんな自分を変えたいとみなさんお話してくださいます。
そしてそう話す方々に共通していることが一つだけあります。
それは「今の自分を全否定している」ということ。
結論からお話すると、「自分を変えたい」と思った時にまず最初にやるべきことは「今の自分を認めてあげる」ということです。
「自己受容」とも言います。(過去にも少しお話していますのでそちらも読んでみてくださいね。)
今日はこの「自己受容」についてお話を進めていきます。
ぜひ最後までお読みいただけるとうれしいです。
なぜ今の自分を認めること(自己受容)が必要なのか?
自分を変えたいのになぜ「今の自分を認める」ことが必要なのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。その理由からお話していきたいと思います。
1.自己理解の基盤
自己受容は、まず自分自身を理解し、受け入れることから始まります。自分を受け入れることで、自分自身についての正直な洞察を得ることができます。自分を受け入れることができない場合、自分自身を深く理解することが難しくなり、それに基づいた変化も難しくなります。
まずは今の自分を理解しないと次のステップへは行けないよということです。
例えば、仕事で変革を進めて行く時、まずは現状がどうなのか?ということから始めると思います。現状と理想とのギャップを埋めて行く、それが目標設定にもなります。
自分を変えたいと思ったらまずは今の自分を理解すること、そして理想の自分とのギャップを知りそこを埋めるために何をするのか?という進め方になります。
2.自己否定からの解放
自己受容は、自己否定や自己批判から解放される第一歩です。自分を受け入れることで、自己否定のループから抜け出し、ポジティブな方向に向かうことができます。自己否定の状態では、自分に対するネガティブな感情や考えが支配的であり、その中での変化は困難です。
冒頭でもお話したように、カウンセリングに来る方の多くが今の自分を否定しています。
「自分がこんなんだからダメなんだと思います」と話す方がほとんどです。
その方々には「今の自分を認めてあげてください。それでご自身を守ってきたんだから必要なことだったんです。」とお伝えしています。
自分を認めた時から変化は始まっています。
3.ポジティブな変化の土台
自己受容は、ポジティブな変化や成長の土台となります。自分自身を受け入れることで、自己成長や自己実現のための自信と意欲が生まれます。自己受容がなければ、自分自身に対する信頼や自己効力感が低下し、変化や成長を促す動機付けも難しくなります。
何か物事を進める時、ネガティブなエネルギーではなかなか物事は進みませんよね。不平、不満ばかりでちっとも前進しない・・・。よく仕事で起こりがちなことです。一方、ポジティブなエネルギーではスルスルと物事が進んで行くんですよね。「今日は調子いいぞ!」って思える時って全てのことが順調に進んだりしませんか?
自分を変えたいと思った時も同じです。ネガティブな気持ちではなく、ポジティブな気持ちで進めることで頑張らなくてもスルスルと変化していきます。
4.継続可能な変化の促進
自己受容があることで、変化や成長がより継続可能になります。自分を受け入れることで、自己変革のプロセスがより自然であり、強制的なものではなくなります。自分自身を受け入れないまま変化を求めると、一時的な成果しか得られず、継続的な改善が難しくなります。
先ほどの項目とつながってきますが、ポジティブなエネルギーで自己変革を進めることで、無理なく自然と進めて行くことができます。人って困難を伴うとなかなか続かないですよね。
以上の理由から、自己受容は自分を変えるための基盤としてとても重要になってきます。自分を受け入れることで、より深い自己理解と成長の可能性が開かれ、継続可能なポジティブな変化を促進することができます。
今回は、「自己受容」がなぜ必要なのか?ということについてお話をしました。
次回は「自己受容をどのように進めて行くのか」その方法についてお話をしたいと思っています。
私(カウンセラーSAKI)はくくるカウンセリングルームでカウンセラーをしています。
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