「40歳の壁」感じてますか?

読んだ本

こんにちは。
本日和管理人のSAKIです。

このブログを読んでくださっている方が
どのくらいの年齢層なのかわかりませんが
今回は「40歳の壁」についてのお話です。

読んだ本は
「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略(尾石晴著)です。

アラフォー世代の方なら共感できるかと思いますが、
40歳って本当にいろんな意味で節目の年だと思います。
・今まで来ていた服がなんだかしっくりこない。
・肌荒れしやすくなった。なんだかくすんでる?!
・太りやすくなった。しかも一度増えたら痩せづらい!
・組織で働くことについて疑問を感じるようになった。
・白髪、老眼など老化現象に戸惑う・・・。
・子ども(小学生、中学生)の不登校に悩む。
・今後の子育てについて悩む。
これらは全て今現在私に起こっていることです。

そんな40代をどう過ごせばいいのか?!
何かヒントが得られるかもしれないと思いこの本を手に取りました。

同じような悩みを持っている方も、
私はまだまだ若いから関係ないと思っている方も、
ぜひ最後まで読んでいただけたらなと思います♡

自分の価値観と対峙する

しょっぱなから「価値観」という小難しいワードを出していますが、やはり「価値観」って大事なんだなと思いました。

自分が大切にしていること、これだけは譲れないと思うことが誰にでもあるかと思います。
そういう価値観をブレずに持っている人は40代の壁にもうまく対処できるのです。

最近よく「自分軸」「他人軸」という言葉も聞きますが、価値観を持っている人は自分軸で物事を考えることができ、生きやすいのだと思います。
一方、価値観が定まっていない人は他人の言動に左右される、つまり他人軸で生きているということになります。
他人軸で生きているとはどういうことか?
根っこの部分がしっかりと固定されていなくてふわふわとあちこち飛んでいく、そんなイメージで考えるといいかなと思います。あちこち飛んでいくと自分の今いる場所もわからない、これから先どこへ向かっていくのかもわからない・・・不安しかないですね。
でも自分軸で生きている人は根っこがしっかりと固定されているので、多少の風(様々な問題)が吹いてゆらゆら揺れることはあっても飛ばされることはありません。つまり、自分の場所はここだ!というのがしっかりと定まっており、向かっていく方向性も定まっています。

どちらが生きやすいか。
もちろん自分軸ですよね。
価値観なんて考えたこともないという方もいるかもしれませんが、今からでも大丈夫!
一度ゆっくりと自分時間を作ってノートに書き出してみるといいですね。

私にとっての幸せは何か?

前に述べた、価値観とも関係してくる話になりますが、良い母親?ほど「私の幸せは家族の幸せ」という考える傾向があるかと思います。今は子どもの幸せが第一とか。
そういう考え方を否定するわけではありませんが、「自分の幸せ」についてきちんと考えることは大切だと思います。
私は価値観の一つに「いつもそこにいるお母さん」というものがあります。
どんな時も(特に子どもが困っているとき)リアルタイムでそこにいることができる母親でありたいという思いがあったのです。だから、どんな時でも優先順位を子どもにしてきました。
ただ、この本の中で「いつかは子どもは巣立つ」という一文を見たときにハッとしました。
子どもが巣立ったとき、私に残るものは何だろう?と。
「あなたたちのために私は頑張ってきたんだから・・・」と言ってしまいそうな自分を想像してしまったのです。

少し余談になりますが、日本人の母親はこういう傾向がある方が多いらしいです。
私の夢は「立派な母親になること」「よき妻になること」と考えるのです。
世代によっても違いがあるのかもしれないなと書いてて思いましたが・・・。
海外の母親は子どもの幸せとは別に「母でもない、妻でもないひとりの女性としての幸せ」について考えることが一般的なのだと何かの本で読みました。

私の幸せ・・・まだまだ私自身も言葉にはできないですが、今後考えて行きたいなと思います。

これからは自分業を育てていく

この本の中核をなすと言ってもいい「自分業」という言葉。
著者は幸せな人生の3つの要素として、「お金」「つながり」「健康」をあげています。
そして、私たちが継続して、長期スパンでこの3つを維持できることとして「仕事」が必要だと述べています。仕事を辞めず、生涯現役で働くことを視野に入れることを提案しています。
つまり「定年を迎えない人生」をキャリアとして描くのです。

そして、「お金」「つながり」「健康」の3つの要素を満たすことができ、かつやりがいを持って取り組める「仕事」のことを自分業と定義しています。

自分業を見つけるヒントとして「好き」を掘り下げていくことです。
誰にでも「好き」なことがあるかと思います。
それを仕事にできないか?と考えるのです。
でも単純にサッカーが好きだからサッカー選手になれるかと言ったらそうじゃありませんよね。
サッカーの何が好きなのか?
ボールを蹴るのが好き、チームメンバーと話すのが好き、勝つことが好き、上達していくのが好き、教えてもらうのが好き、サッカーを見るのが好き・・・などいろいろあるかと思います。
それらを分解していき、そこにこれまでのスキル・経験を組み合わせ、継続していくための仕組みを考えていくのだそうです。

ちなみに私は「手帳」が好きなのですが、手帳の何が好きなのか?を分解してみました。
・何かを達成するために計画を立てるのが好き
・自分の考えていることを書き出していろいろ考えるのが好き
ということがわかりました。
それらと今までの社会人経験・スキルを含めて考えたとき、「人の悩んでいることについて聞き出し、整理をして解決に向けて計画を立てていく」ことが好きなのかもしれないとぼんやりとアイディアが湧いてきました。これをどう仕事として進めていくのかはまだまだ掘り下げて考え、試行錯誤が必要ですね。

この本の中ではこういう「好き」を「種」と表現していて、種を育て「花」を咲かせるまでのプロセスについても具体的に書かれています。
著者の実際の体験談も詳細に書かれていますのでとても参考になると思います。

40代で人生に迷っている人、これから40代を迎える人、もちろん40代を通り過ぎて50代、60代以降の人も人生100年時代、まだまだこれからですのでこの本を一読することをお勧めします。

ではまた♡

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