こんにちは。
本日和管理人のSAKIです。
11月に入り、今年も残すところあと2ヶ月となりましたね。
皆さんはこれまでの10ヶ月どうでしたか?
目標に向かって計画通り実行できた方。
目標を忘れて日々流されるように過ぎてきた方。
そもそも自分の目標って何だろう?と疑問に感じたまま過ぎてきた方。
人それぞれ思うことがあるかと思います。
そういう私はどうなのか?というと・・・
「そもそも私の目標って何?」とモヤモヤしたまま10ヶ月が過ぎていました。
そんな時、出会ったのがこの一冊でした。
神メンタルー「心が強い人」の人生は思い通りー(星渉著)です。
最初この本の存在を知ったのはだいぶ前なんですが、
その時は「あぁまた出てるよ。メンタル系の本。」という感じで
手に取ることもしませんでした。
が、それから月日が流れたある日のこと。
ふとこの本を手に取っている自分がいました。
中を見ることもせず、そのままレジへ。
家に帰って読み始めてすぐにこの本に引き込まれていきました。
この本は単なる自己啓発系の本ではなく、
目標を持つことがなぜ大切なのかが詳しく説明されており、
具体的な目標設定の仕方、
目標に向けて実行するための方法が書かれていました。
著者は心理療法や認知心理学、脳科学を学び、
個人の起業家を対象に「心を科学的に鍛える」を中心に置いた
独自のビジネス手法を構築している方です。
精神論ではなく、科学的に解説されているので説得力があります!
著者についての詳しいHPはこちら→☆
また、この著者の本でもう1冊オススメの「神時間力」という本もあります。
この本については過去記事にありますのでご参照ください。
では早速、この本から私が学び取った3つのポイントを解説していきます。
ぜひ最後まで読んでくださるとうれしいです♡
望む未来を手に入れる2つの確認事項
皆さんは以下の質問にすぐ答えられますか?
・あなたの目標は何ですか?
・あなたが実現したいことは何ですか?
・あなたは1年後の今日、どうなっていたいですか?
即答できなかったあなた。
「自分でどこに向かっているかわかっていない」ということだそうです。
ちなみに私も即答できませんでした。
著者は飛行機に例えて目標設定について次のように述べています。
飛行機はもう空港から離陸している。飛行が始まっている。それなのにその飛行機は「目的地がわかっていない」・・・大変なことですよね。“行き先が決まっていない飛行機”をどう思いますか?機長が「今どこに向かっている」と答えられない飛行機に、安心して乗っていられるでしょうか?・・・(中略)・・・ほとんどの人が日常を「目的地を決めていない飛行機」のような状態で過ごしているのではないでしょうか。
星渉,神メンタルー「心が強い人」の人生は思い通り,p29-30,株式会社KADOKAWA,2023.
自分がどこを目指しているのかわからない状態で日々過ごす。
それでは、自分が実現したいこと=「目的地」にたどり着くことはできませんよね。
著者は「私という飛行機が目的地に正確にたどり着くためのポイント」を2つ述べています。
①「ここ以外ない」というくらい目的地を明確に設定すること
②目的地から常に目をそらさない(忘れないようにする)こと
つまり、そもそも目的地を定めていないことには何も始まらず、
また定めて終わりではなく日々それを意識することが大切ということですね。
目的地(目標)を明確化するための3つのポイント
目的地が大切なことはわかったけれど、どうやって目的地を定めたらいいのか?
と思った方も多いと思います。
この本には、実際にワークとして「未来体験シート」というものがあります。
これから5年後、3年後、1年後、半年後に実現していたいことを書き出すというものです。
ここではそれを書き出す時の3つのポイントについて解説していきます。
ポイント① 必ず「完了形」で書く
例えば、「月収50万円になっていたい」という願望があったとしたら、
多くの人は「〜したい」という願望の形で書いてしまうと思います。
しかし、ここではあえて「月収が50万円になった」と書くのです。
これには脳科学的な理由があるのですが、その理由は本を読んでくださいね!
ポイント② 必ず「測定可能な形」で書く
測定可能とはどういうことか?というと、
例えば「3年後にお金持ちになっている」という願望があったとします。
ですが、お金持ちとは具体的にどのくらいの収入があればいいのか?
お金持ちになったとは何を持って判断するのか。
測定できるレベルまで設定しなくてはなりません。
例えば「年収2000万は稼げるようになった」という風に書きます。
ポイント③ 制限をかけずに書く
これが最も重要であると著者は述べています。
「制限をかけない」とは?
イメージとして、「目の前に魔法使いが現れて願いを全て叶えてやる」
と言われた時に何というか?という感じです。
自分が“本当に”望んでいることを書き出すことが重要です。
目的地(目標)に向けて行動するためのコツ
目的地を設定したらあとはそこに向けて進むだけ!
なのですが・・・
そこからがなかなか行動に移せないという方も多いかと思います。
そこでポイントとなるのは「完成図をイメージする」ことです。
著者は自分が目指す目的地(目標)の完成図を鮮明にイメージできるよう、
画像を集めてスマートフォンやPCにフォルダを作成し、毎日見ることを勧めています。
私はGoogleの画像検索で画像をコピーし、エクセルにそれを貼り付け
手帳の白紙リフィルに印刷し、手帳に綴って毎日それを持ち歩いています。
重要なのは「毎日見る」という行為です。
脳には長期記憶を司る海馬という部分がありますが、
その海馬に重要だと感知してもらうためには、
何度も何度も、脳に繰り返し情報を送る必要があるのです。
そして完成図のイメージが脳に保存されたとき、
現実とその完成図との間にはギャップがありますが、
そのギャップを埋めるような行動を取ることを意識していくために
「強い心」が必要だと著者は述べています。
その「強い心」は作り出すことができるとも述べています。
「強い心」とはどういうことかというと、
「今の自己評価」ではなく、
目標達成した「未来の自己評価」で生きるということです。
例えば、ある状況に陥ったとき、「“今の自分”がどうするか?」ではなく
「“目標達成した自分”だったらどんな行動をするだろう?」
「どんな対応をするだろう?」と考えて行動するということです。
そういう行動を繰り返すことで、
「現実が未来の自己評価に追いついてくる」という感覚で
あらゆることを実現していくということです。
いかがでしたか?
この本にはキーワードとなる「自己評価」「自己肯定感」についても
詳しく書かれており、ワークもありますので、
ぜひ一度読んでみることをオススメします。
そして自分の人生の「目的地」
もう一度具体的に設定してみませんか?
みなさんの人生がより豊かになることを願ってます☆
ではまた♡
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