こんにちは。
今日は時間術についてのおすすめの一冊を紹介します。
星渉さんの「神時間力」という本です。
最近、ビジネス書コーナーに行くと時間術や手帳術といった本がたくさん並べられています。それだけ現代人は時間に追われている、それを手帳を使って管理したい・・・ということでしょう。
この記事を読んでいる皆さんもきっと、日頃の生活で「自分の時間がない」「忙しい毎日をどうにかしたい」と思っているのではないでしょうか?
今回紹介する本は、単なる時間管理についての内容ではなく、「本当の時間の使い方」を教えてくれる一冊となっています。
ポイントは「私たちは、毎日24時間を何かに投資している」ということを自覚することです。
具体的にどういうことなのか?
私なりにこの一冊から学びとったエッセンスをお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
時間の使い方3原則
1.ゴール(得たい結果)が決まっていないと、時間はその時の流れや重要でない急ぎのものなどに使われてしまう。
私たちに平等に与えられた時間は、1日24時間です。この24時間を何に使っているのか?普段意識したことはありますか?「時間をどこにどれだけ使っているのか」「そこから何を得られているのか」ということを考えるだけで時間に関する意識が変わると思います。
限られた24時間を何のために(ゴール)どのように使うのか、そこを考えることが最も重要です。
2.ゴールは常に変わるもの
日々生活をしていて、ふと「私、このままでいいのかな?」と思うことはありませんか?私は何度もそう思います・・・。著者は、このような感情は「自分の人生からどんな結果を得たいのか(ゴール)を決めていない人に起きる感情」だと述べています。
そしてフルマラソンに例えて次のように述べています。
「①ゴールの場所が明確になっているフルマラソンの大会と②ゴールの場所がわからないフルマラソンの大会、どちらの方が安心して走れますか?」と。
答えはどう考えても①ですよね。
そしてこのゴールというのが、人生でも同じで、目的(ゴール)を持ってそこに向かって生きることが大切だというわけです。
でも・・・頭ではわかるけれど、人生の目的ってそう簡単に見つかるものなのだろうか?と私は思ってしまいました。その悩みを解決してくれた言葉が「ゴールは常に変わるもの」という言葉でした。何か大きなことを1つ目指すということではなく、極端な話、とりあえず今日1日、時間投資で得たい結果はこれ!ということを決めればいいのです。それだったらできそうだと思いませんか?
今日1日のゴールを達成できたら、じゃあ明日はどうしようかと考え、積み重ねることで、もう少し長いスパンで1週間先のゴール、1ヶ月先のゴール、3ヶ月先のゴール、1年先のゴール・・・と俯瞰的に考えることもできるようになると思います。
3.ゴールを決める時間を常に持つこと
3原則で最も大切なことは、これです。ゴールを決める時間を持つこと。
つまり、時間を作って、「いまの自分が得たい結果は何なのか」を考えることです。
ここでのポイントは「座って考えるだけではわからない」ということです。
私も経験があるのですが、カフェなどに行って手帳を開き、「私の目標って何だろう?」と考えたことがありますが、なかなか出てこないんです。著者が言うには、「それは、いまの自分の知っている範囲にはない」ということなのだそうです。だからないなら探しに行く、体験するしかないということなんだと。机に向かっている時間があるなら、どんどん外に出て知らない体験を増やすことが大切だというわけです。
つまり、自分がやりたいことや得たい結果がわからないのであれば、「それを見つけることがいまの得たい結果」と考えて、時間を投資すればいいというわけです。
「忙しくてできない」は幻想?!
ここまで読んで、皆さんは「そうは行っても、そんな時間すらない・・・」と思いませんでしたか?
平日は仕事で時間がない、かといって休日は休日で予定が入っている。そんな状況の方もいるかと思います。
ここでのポイントは「時間もお金と同じで、大切な何かに使うなら、先に確保しないとダメだ」ということです。つまり、「忙しくて時間がない」というのは単純に「先に時間を確保していない」ということです。
例えば、「○○をいつまでにしよう!」という締め切りを決めるのではなく、「○○を△日△時にやろう!」と「いつやるのか」を明確に決めるということです。
私は今まで何かをやる時に、「○日までにやる」という決め方をしていました。そして結局取り組むのはギリギリか、ひどい時にはその期日になってもできていないということも・・・。
取り組む日を前もって確保する!今後は実践していきたいと思いました。
時間を増やす「4ステップ」
先ほど私たちに与えられた時間は1日24時間というお話をしました。
もちろん、時間を増やすといっても1日が25時間、26時間になるはずはありません。
ここでいう時間を増やすというのは、無駄な時間を省くことで、有効な時間を増やすということです。
具体的には次のようなステップで取り組みます。
ステップ①:得たい結果にはつながらない無駄になってしまっている時間を書き出す。
ステップ②:ステップ①の1日に使っている時間を、だいたいでいいから計算する。
ステップ③:それが1週間、1ヶ月でどれくらいの時間になっているか計算する。
ステップ④:それだけの時間があったら何ができるかを考えてみる。
つまり、家計簿をつけるように、時間についても考えるということです。「時間は資産、運用の仕方によって同じ24時間でも得られる結果は変わる」というわけです。
いかがでしたか?
この記事を読んで、時間に対する意識が少しでも変化してくれたら幸いです。
私もソファでゴロゴロする時間、ダラダラと見てしまうSNS・・・色々無駄になっている時間を書き出すことから始めてみようかと思います。
では、皆さんにとって人生がより有意義になることを願っています♡
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